『プリンセスメーカー5』で娘役を演じている佐藤利奈さんが、エミリんニュースの取材を受けてくれたよ! 忙しい私に代わって、特派した記者が取材してきた第1弾! 佐藤さんも『プリンセスメーカー5』をプレイしたみたい。どんな娘に育てているのかな?

 今回、『プリンセスメーカー5』では、いろんな娘さんをやらせていただきました。
エンディングもいろいろなパターンがあって、演じてて役者冥利に尽きるなぁって思います。収録は楽しかったですよ。
 これまでもいろいろな役をやらせてもらってますけど、役名がない役って初めてです。
 これまではキャラクターは、こういう人となりでっていうのが決まっていて、そのキャラクターを作っていくんですけど、『プリンセスメーカー5』の娘さんはいろんな方向性があるんですよね。まっしろな所から、どんどん自分が思い描く夢に向かって歩いていく。一人の人なのに無限の可能性を持っている役柄だったので、シナリオを読むだけでも楽しかったですね。
 収録もあんまり大変だった記憶がないんですよ。他のゲームだとぶ厚い台本を持っていくのが重かった(笑)とかあるんですけど『プリンセスメーカー5』は、そういう記憶がないんですよね。
 収録自体は1日に4〜5時間くらい、6日間程度かかっていると思います。もちろん休憩を挟みながらですけど。偶然、音響監督も含めて女性のスタッフばっかりだったので、差し入れのお菓子も豊富で楽しかったです。

明るく素直な娘に育って欲しいです

 それほど苦労したことはないんですけど、娘さんの演じ分けはちょっと難しかったかな。ゲーム中の娘さんの状態がいろいろ変わるんですけど、その中で「病気」と「ネクラ」っていうのがあったんです。
 「病気」と「ネクラ」のキャラクター分けは、同じライン上にいるようでも違うので、ちょっと戸惑いましたけど、いったん決まってしまえばそのまますんなりいけました。そのくらいかな。
 『プリンセスメーカー5』は物語もちゃんと作られていたので、キャラクターに入り込みやすいというか、キャラクターの気持ちを意識しなくても、その気持ちになれる感じでしたね。そのまんまという感じで。
 私はサンプル版でプレイさせてもらってるんですけど、明るく素直な娘に育って欲しいですね。娘の名前は「アイネ」って付けました。
 エンディングも本当にいろんなパターンがあるんです。私たち役者って、演じている間だけその世界に存在することが出来て、その物語の中で、もしかしたら自分自身がたどり着けない可能性を、人生を歩むことが出来るんですよね。
 『プリンセスメーカー5』はその面がすごく大きくて、いろんなエンディングにいろいろな可能性があるんです。娘がいろいろな夢を追っている気持ちにシンクロ出来て、ものすごく楽しかったです。
 でも、悪い娘に育って欲しいわけではないんですけど、そうなった娘も見てみたいです。ゲームの中ではいろいろなパターンの娘に育つので、そういう娘も見てみたいですね。もちろん現実世界では悪い娘にはなって欲しくないですよ。
 プレイする人には、一度、素直な娘に育ててもらってから、反抗的な娘に育ててもらったりすると、反抗的な中にも可愛いところが見られるかもしれません。時々、素直になったりすることもあるんです。

エンディングは全部見てもらいたい

 娘さんの回りにいるキャラクターも濃い人たちが多いんです。
 気になるキャラクターは葦名さんかな。彼女はものすごい濃いんですよ。娘さんとのやりとりが半端なく面白いんで、声が入ったらどんだけ面白くなるんだろうって気になってます。(笑)
 男子のお気に入りは、断然、黒田君です。もういろいろなエピソードをやっているうちに大好きになっていったんです。男気あふれてかっこいいですよ。
 ゲームの中で「いっしょにお風呂に入ろう!」っていう台詞もあるんですけど、それに応えて「お父さんとはちょっと……」みたいな台詞があるんです。これってショックですよね(笑)。自分としては、こんなことを娘に言われたら悲しい……なんて思いながら台詞を言ってましたね。
 お気に入りのエピソードを、どれか一つというのは難しいです。でもどちらかというと悲しいエピソードの方が印象に残ってますね。衝撃的なエンディングもあるんですよ。
 エンディングは過激で凄いエピソードや泣けるものもいっぱいあるので、ぜひ全部見てもらいたいです。

次回は、佐藤さんの子供時代のお話をお届けします。


photo by AKAI TAKAMI with D200